「課題の分離」とは

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「ぼく自身の問題なんだからほっといてくれよ」

「あの子、もっとこうすれば上手くいくのに」

こんな気持ちを感じたことはないだろうか。

アドラー心理学の「対人関係論」の考えの一つに「課題の分離」というものがある。

実は、上記したような気持ちを感じてしまうのは「課題の分離」が上手くいってないことが原因であることが多い。

本記事ではこの「課題の分離」についての考え方を紹介したいと思う。

これを意識することで良好な対人関係を育めるようになる。

 

 

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 ぼくたちには「3種類の課題」がある

自分の行動に対しての指摘を受けたとき、相手の行為に対して不満な感情を抱いてしまったときにはこれらの「3つの課題」を意識することがオススメだ。

自分の抱えている問題が以下の3つのうちのどれに当てはまるのかを考えることで、必要以上のストレスに追われなくなる。

課題の分類をイメージしやすいように具体例も載せている。

 

自分の課題

・思い通りにいかない現実にイライラしている

・しなければならない仕事量が多い

・部活の先輩と気が合わない

・部屋の掃除をしない同居人に「もう少し綺麗にしようよ」と指導したい

 
相手の課題

・息子が勉強しない

・相手が不機嫌

・今日中に提出の課題が間に合っていない後輩

・多くの頼まれごとを引き受けて困っている同僚

 
共同の課題

・相手が自分の課題について相談・依頼をしてきた場合

・自分が関わることで自分にも責任が生じる場合

 

以上に挙げた「課題の線引き」は簡単なようで難しい。

しかしながら、これらを知っておくことで

「相手の課題に介入し過ぎていた自分」

「相手に踏み込まれ過ぎていた自分の課題」

に気づくことができる。

 

「相手の課題」に介入しすぎてしまうと

やはり、他人の課題に介入しすぎるのは良くない。

自分が介入しすぎてしまうと、本人が十分にやっていないことを「私はこんなに頑張っているのに」といったような被害者意識すら抱いてしまうこともあるからだ。

人間は自分が選んだ行動のゆえに起きた失敗からしか学ばない。

「可愛い子には旅をさせよ」 ということわざがあるが、これもやはり相手の課題に介入しすぎてしまうと本人の成長を妨げてしまうことを意味している。

 

「自分の課題」に介入されすぎないために

 自分の課題に介入されすぎていると感じるときは、その感情をしっかりと相手に伝えよう。

「心配してくれてありがとう。だけど僕も僕なりにしっかりと過去のデータと向き合いながら真剣に取り組んでいるんだ。だから優しく見守ってくれると嬉しいな。」

眉間にシワを寄せながら "感情で" 不満を言うのではなく、しっかりと落ち着いた表情で自分の "感情を" 素直に伝えることが相手にも自分にも良い。

 

「共同の課題」こそコミュニケーションを大切に 

人は皆、それぞれに違う価値観や考えを持っている。

だからこそ「私はこう思っていたのに!」というような問題を避けるためにも、お互いにしっかりと意思疎通をしながら課題に向き合う姿勢を心がけることを大切にしよう。

これができることで、お互いにとってメリットのある Win-Win の関係が構築できる。

 

おわりに...

「課題の分離」はとても奥が深い。

自分の状況や立場によっても変わってくることがあるから、その時々の状況に応じて課題の認識を切り替えていくことが求められる。

たまには間違って捉えてしまうこともあると思うが、間違いなしには成長もできない。

ぼく自身は、間違いから学ぶことも人間関係を良好に築いていくためには不可欠な要素だと思っているから、日々の小さな気づきを大切にしていきたいと思っている。

 

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