正しい「プラス思考」とは

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ぼくは「プラス思考」を勘違いしていた。

「ネガティブになっていてはいけない。ポジティブになろう。」

「明るく、前向きにいこう」

現代の自己啓発の分野では「プラス思考」「ポジティブ・シンキング」といった肯定的な物事の捉え方をする思考法がトレンド化しつつある。

一般的に知られているのは「思考は現実化するからポジティブな思考をすれば現実は上手くいく」ということだ。

以前のぼくはこう思った。

「言葉で言うのは簡単だ。それに苦しい状況の時にプラス思考で考えることは難しい。そもそも、人間は悩むのが当たり前な生きものなんだから、ずっと前向きにいることなんて不可能だ。」

ぼくは「プラス思考」というものを「全て自分の都合のいいように考えること」とか「苦しむことを避けて通る方法」として受け取っていた。

このプラス思考に対する自分の偏見を大きく修正してくれた本がある。

それは斎藤茂太さんの著書・「会社・仕事・人間関係が『もうイヤだ』と思った時に読む本」だ。

その本にはこう書かれていた。

ほんとうのプラス思考にはときには苦しみや悩みがついてまわる。

大切なのは悪いことを予測しながらも、いい結果を思い描くことなのである。

これを知った時のぼくはプラス思考を理解した"つもり"になっていた自分を恥ずかしく思った。

確かにそうだ。

現実は何事もすべてが自分の思うように上手くいくことはない。

「いい結果」を得るための「プラス思考」には、「悪いことを予測しながらも」という前提条件がつく。

だからこそ、予想される困難や課題に対してもしっかりと向き合いながら思考を切り替えることは必要不可欠だった。

「ミス・失敗」は「夢・目標に近づくための経験」

「経済的な困難」は「豊かな将来に向かう出発点」

「まだ大丈夫」「まだこれから」「まだ元気」

 単なる"言葉遊び"ではなく、こういった意識を持つか持たないかによって気持ちが大きく変わってくる。

日本代表のサッカー選手・本田圭佑さんの名言にこんなのがある。

挫折は過程、

最後に成功すれば挫折は過程に変わる。

だから成功するまで諦めないだけ。

この名言はプラス思考の根本的なところを示唆してくれているように思う。

ぼくたちは皆、幸せになるために生きている。

正しい「プラス思考」を通して人生を歩んでいきたい。